ナチュラルスピンサーブの練習方法
では、前回から引き続きナチュラルスピンサーブについて
今回は概念でなく、実際の練習方法についてです
前回も触れたように打点の高さをアナログ時計に例えて
5時
2時
1時
12時
で打ってみましょう
【5時のアンダーサーブ】
ここの打点での練習が1番大切です
前からの視点で見てみます
ラケットヘッドを残して肘から横に引きます
この時に肘や腕、ラケットを真後ろに引かないようにしましょう
この視点から見たら「奥」でなく「左」に引くようにします
また、打つ面を振るギリギリまで自分の方に向けておきましょう
そこから肘から振っていきます
イメージ的にはベースラインに沿うようにラケットを振っていきましょう
当然ボールに横回転が掛かり、空中でも曲がりバウンド後も横にスライドするはずです
まずは、この打点でしっかりと振って、しっかりと回転、変化がつくのを確認しましょう
ココでの練習が1番大事です!!
このナチュラルスピンサーブのためのアンダーサーブ動画を作ったのでこちらもどうぞ
【2時あたりのスライスサーブ】
アンダーサーブで感じを掴んだら、少し横にボールを出して打ってみましょう
サーブ!と思って高くトスを上げることはせず、アナログ時計の2時、3時ゾーンにポイ!と投げるくらいで笑
テイクバックの仕方や腕、ラケットの使い方はアンダーサーブの時と同じようにしましょう
【1時ゾーンのスライスサーブ】
この辺から通常のサーブっぽくなってきますね
この1時の打点になるとスライスサーブになります
ボールの軌道は左に曲がっていくようになり、バウンド後、少し左にスライドしたり、少し奥側に伸びる変化になったりします
私の場合はバウンド後、奥に伸びる感じの変化が強い気がしています
元々、次のスピンサーブが主なので、そちら側に寄っているのかもしれません
さて、ここの打点で気をつけたいのは、やはりテイクバックからスイングの感じ
教えている方の多くは打点が高くなってくるとテイクバックの感じや腕のしならせ方がアンダーサーブで培った感覚から離れてしまう傾向にあります
サーブが入るかどうかなど「結果」を確認する前にテイクバックからインパクトまでの一連の動作が(悪い意味での)変化していないか確認しましょう
【12時ゾーンのスピンサーブ】
私は前述したように、基本的にここの打点で打つ事が多いです
まず、この12時にトスが上がるかどうか
トスの上げ方の話になってしまいますが、頭の上や後に上げたい方は、トスのスタートを変えてみましょう
この辺からスタート
ベースラインと平行になるように「孤」を描き
12時あたりにトスアップ
左手のスタートが下だったり、背中側(画像でいうと体より左側)から動かすとボールは右になりやすいと思いますので参考にしてください
そして、もちろん、ここでもテイクバック、スイングの感覚を優先して気にしてください
この12時の打点で打てると安定感がかなり上がると思うので是非練習してください!
もちろん、この打点でも腕の使い方、テイクバックの仕方の感覚は同じです
ということで、今回はナチュラルスピンサーブの練習方法についての記事でした
突然いいサーブを目指さず、軽めに打ってそれなりに回転と伸びが出る程度のサーブを身につけるようにしましょう
そこが未完成のままパワーアップ、グレードアップに移行すると確実にベースのスイングを崩します
まずは2ndサーブの確立を目指して練習してみてください!
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ナチュラルスピンサーブの概念
今回のテーマは
ナチュラルスピンサーブ
です
これは、こういった変化ですよ、とかこんなスピードになりますよ、といった球種ではなく
自然と(ナチュラルに)
回転が(スピンが)
掛かる打ち方
と考えてください
こちらの動画を見てください
基本的に打ち方は1つで打点によって球種が変わります
また、2ndサーブありきの1stサーブと考えてスイング自体を安定させていきます
2ndのパワーアップ版が1stです
1stサーブの時は速く打ちたいからこんな感じ...
2ndサーブは安定させたいからこんな感じ...
と違う打ち方をしてしまうと結果としては安定しません
また、スライスサーブの時は腕をこう使い...
スピンサーブの時はこう使う...
これまた安定しません
基本は同じ腕の使い方、これがナチュラルスピンサーブです
まずはこの考え方、概念を理解しておきましょう
練習方法は
動画内でも書いてますが
4つの打点で練習です
5時・・・アンダーサーブ
2時・・・スライスサーブ
1時・・・スライスサーブ
12時・・・スピンサーブ
この4点です
細かい解説は次回にするとして
これら全てナチュラルスピンサーブと考えてください
特に5時のアンダーサーブでの当て具合は感覚として非常に大切なので5時の段階でしっかりと回転を掛けられるようにしていきます
次回は各打点の説明をしていきます!
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サーブの時の後ろの動き〜その3〜
サーブの時の後ろの動き、最後は背中側からの視点です
3回目の内容ですが動画も載せておきます
この視点でのポイントは
ラケット面の向き
です
テイクバック時には打つ方向を向いて(画像でいうと左)います
そこから頭の後ろをヘッドが落ちていきますが、なるべくラケット面が開かない様に、つまり上を向かない様に気をつけます
ラケット面が開いてしまうと勢いのないスイングとなるので注意が必要です
ヘッドは頭の後ろ(背中側)を真下に落ちる様に動きます
上記したように、テイクバックした位置から開いて後ろ(画像でいうと右)に行かないように!
ラケットを振り上げるまで自分の頭の方向に打つ面が向いているようにしておきます
また、ここでも右肘の高さもチェックです
両肩を結んだラインより下に下がらないように
サーブを安定させる上でこの右肘の高さキープする事は重要なので気をつけておきましょう
ということで3回に分けてサーブをそれぞれの視点に分けて解説してみました
自分では見ることが中々できない、更に複雑な動きなので参考になれば幸いです
一般的に他のショットに比べてアドバイスされる機会の少ないのがサーブなのでこの記事に限らず、他の方の記事でも動画でも、雑誌などでも良いので情報を得て練習してみてください!
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サーブの時の後ろの動き〜その2〜
前回からの続きで、今回はサーブの時の見ることが難しい後ろの腕やラケットの動きの第2弾です
前回は胸側からの視点だったので今回は後ろからの視点です!
動画はこちらになります
後ろから見てもまずは右肘がポイントになります
まず、右肘を上げていく際に下半身からの流れを意識しましょう
テイクバックした状態から
右足が蹴り上げられて腰が上がってきて
右肩が上がり
肘、ラケットの順に上がっていく流れ
です
この全身の流れは絶対に外さないようにしましょう!
ついつい打点に近い肘や手首などに注意がいきがちで、下半身を全く使えてない方が多く見受けられますので気を付けましょう!
また、よく言われる「肩を回す」という動きのコツはここにあります
下半身から徐々に上がっていくという流れでラケットを振れると
手(グリップエンド)の高さを変えずにラケットと肘を入れ替えることができます
テイクバックの状態で手(グリップエンド)は耳のあたり
下から上がってきて肘が持ち上がっても
手(グリップエンド)は耳のあたり
さらに肘とラケットの高さが入れ替わっても
手(グリップエンド)は耳のあたり
といった感じです
「肩を回す」という感覚がわかっている方は自然とできますが、ボールを投げるといった運動?をあまり経験してこなかった方は中々分かりづらい動きなので参考にしてみてください!
さて、もう一つは怪我しないために気をつけておきたい点です
それは肘が方のラインを越えてテイクバックしないように、です
左肩と右肩を結んだラインより内側?
左肩と右肩を結んだラインより胸側?
左肩と右肩を結んだラインより前側?
表現が難しいですが、この画像でいうと肘が上記のラインより右にあるようにしておきましょう
このラインを越えてテイクバックしてサーブを打つと肩を痛める可能性が高いので気を付けましょう!
では、次回が最終回で背中側からの解説記事を書こうと思います^ ^
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サーブの時の後ろの動き〜その①〜
サーブの時の自分では見ることができない後ろの動きです
よく「肩を回す」なんて言われますが、実際のところどんな動きになっているのか確認してみましょう
折角なので3方向から撮影してみました
今回のテーマはその3視点をそれぞれ3回の記事に分けて書いてみようと思います
(長くなるので...)
動画はこちらです
まずは正面?胸側から
ポイントは左右の肘の関係です
トスアップした後の俗に言うトロフィーポジションの時
左肘は1番高く、右肘は1番低い状態
そこから打つ際に左右の肘が対称的な動きになり
インパクトでは右が高く、左は低くなります
私はこの左右対称をテイクバック時から意識していて、こんな感じです
もちろん、真似なんかする必要はないですが、うまくバランスが取れないなぁ、という方は参考にしてみてください^ ^
また、細かい点ですが左右の肘が一瞬止まる時があります
これは動画内で動きのある中で確認した方が良いとは思いますが
ラケットの振り上げスタート当たりです
この辺りから
この辺
ほんの一瞬なんですが、止まる時があります
当たり前と言えば当たり前なのですが、ずっと動き続けているわけではなく、この「止め」が働くからスイングにキレが出てきます
さて、次はラケット面の向きに注目してみます
私の意識はなるべく打つ面が上向きにならないようにしています
テイクバックしている時はもちろん
ここでもヘッドを開かずに腕を振るギリギリまで面を開かないようにキープ!
これも結構、トスアップ後にすぐ面が開いて羽子板サーブのようになって勢いがなくなってしまっている方多いので気をつけてください!
以外と気づいていない点もあったのではないでしょうか?
今回のテーマは3記事に分けて(一つ一つが長くなりそうなので)書いてみようと思います
次回は後ろからの視点の記事を書こうと思います!
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回転系サーブを厚く捉える 〜後編〜
回転系サーブを厚く捉える、後編です
前編では
ボールに回転を掛けながら下に叩きつけて打ってみましょう
ラケットのスイング方向とボールの打ち出し方向が違う違和感に慣れましょう
でした
動画はコチラです
そこから、その感覚のままネットの上段の白帯を狙ってみましょう
この時、しっかりとボールの後ろを叩く、つまり厚く捉えることを最優先してください
この段階で感覚がブレてしまう方は多いので気をつけましょう
もちろん、ネットを越えても構いません
次の段階はネットを越える、なのであくまで狙いとして白帯を狙います
次はネットを越えるように打っていきます
上から叩く感覚で入ると、結構ボールは短くなりやすいので、少しずつ膝の曲げ伸ばしや体の反りなどで上方向に力を出すように調整していきます
イメージとしては
叩くイメージで下へ厚く捉える動作50%
膝の曲げ伸ばしなどて上方向への動作50%
という感じです
曲げておいて〜
ちょっとジャンプ!程度
私の場合、ボールが短いなぁ、という時は膝の曲げ伸ばしを調整
ロングになるなぁ、という時は押さえつけを少し強めに...という調整をしています
基本の感覚は回転をゴリゴリに掛けて空中でボールを落としてサービスエリアに入れていく!
という感じです
ということで2回にわたって回転系サーブを厚く捉える、をお伝えしてみました
私自身、これが絶対的に正しい!とは思っていません笑
色々やってみて、イマイチしっくり来ない、という方は試しにやってみてください^ ^
やってみて、結局イマイチならまた次!くらいの感じで気楽に試してみてください!
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回転系サーブを厚く捉える 〜前編〜
ある程度サーブが打てるようになってくると、やはり「安定」して入るのか?が重要になってきます
そこで必要なのがボールに回転を掛ける
という技術です
しかし、回転は掛けられても薄く当たってしまい、スピードはでないし、変化も少ない...
という所で止まっている方がいたりします
回転を厚く捉える感覚と練習を2回の記事に分けて書いていこうと思います
回転を厚く捉えられない場合はボールの表面を擦るようなイメージで回転を掛けて打とうとしている事が多く、結果、薄くなっていて
じゃあ、厚く打とうとすると一気にフラットっぽくなりすぎてサーブが入らない...確率が悪い...
という悪循環にハマっている気がします
そこでオススメしたいのが
斜めの面でボールを潰す
という感覚です
動画はこちらを見てください^ ^
練習方法は
まず、斜めの面で下に叩きつけます
こんな感じに
くれぐれも「斜めの面」であって、フラット面ではありません
結果としてこの画像の黒い線あたりを面で打つ感じです
この当て方で下に叩きつけられるようにしてみてください
できればサービスライン手前にバウンドです
できるようになってくると、高く弾むだけではなく、ボールが地面を噛むような変化が出てきます
(横にキックしてきます)
それが厚いで捉えた回転系サーブの当たりです^ ^
それと同時にラケットスイングと打球方向が違うという違和感に慣れてください
この画像で言うとラケットは右から左に振っているのに、ボールは左から右に出ていってます
*黄色い矢印がラケットの振る方向
*白い矢印が打球方向
この違和感に慣れるのは結構大切です!
サーブに限った話ではないのですが、スイング方向と打球方向が違うという感覚が備わってこないと回転量の調節などもやりにくくなるので慣れていきましょう
動画は最後まで書いてありますが、長くなってしまうので今回のブログ記事はここまでにします
まずは、厚く捉えて回転を掛ける感覚を覚える!
これです^ ^
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